南岩国で味わう寿栄広食堂の味「スエヒロ パルティフジ南岩国店」

2026年10月12日

お店の場所・外観・雰囲気

山口県岩国市南岩国町3-22-63にあり、南岩国駅の出口から徒歩約10分の場所です。スーパーのフジ南岩国店に隣接しているので、買い物のついでに寄る地元の方も多そうです。駐車場もあります。

岩国で「スエヒロ」といえば中華そば。1949年創業の岩国駅前の老舗「寿栄広食堂」の系列店で、こちらはその南岩国店にあたります。ひとりでもグループでも入りやすい造りです。

メニューは基本的に中華そばが中心です。トッピングはもやしとネギ、その両方が入ったヤサイがあり、アブラ増しは無料でできるとのことで、注文の流れも分かりやすいお店です。

いざ、スエヒロ パルティフジ南岩国店へ

来店したのは、昼どきを少し過ぎた時間帯でした。駐車場に車を停めると、フジの建物のすぐ隣に、ぽつんと見慣れた「中華そば」の看板が見えてきます。派手さはなく、長年地元の台所として通い続けられてきた食堂らしい佇まいです。

こちらが店の外観です。

店内に入ると、ほんのり豚骨醤油の香りが漂っています。案内されたのは広めのテーブル席。腰を下ろして注文したのは、中華そば 脂多めと、中華そばの2杯です。麺は固めでお願いしました。脂多めは追加料金のかからない注文方法です。

まず運ばれてきたのは中華そば 脂多めです。丼を置かれた瞬間、表面を覆う背脂が目に飛び込んできます。大ぶりの背脂がぷかぷかと浮かび、湯気とともに醤油の香ばしい匂いが立ちのぼります。

レンゲでスープをすくって口に運ぶと、最初にとろりとした背脂の甘みが来ます。その後ろから、キリッとした醤油ダレと豚骨・鶏ガラのコクが追いかけてきます。見た目ほどくどくないのが不思議なところです。鶏ガラのだしがしっかりしていて、ドボドボとかかった背脂との相性が抜群という口コミにも頷けます。卓上の胡椒をぱらりと振ると、味がきゅっと引き締まり、レンゲが止まらなくなります。

麺は自家製のストレート麺です。勢いよくすすると、もちっとした弾力とつるりとした喉ごしがあります。背脂をまとった麺はスープをよく持ち上げ、一口ごとにコクが乗ってきます。具はチャーシュー、もやし、ネギです。程よい厚みのあるチャーシューは箸で持つとほろりと崩れるほど柔らかく、脂身がとろけます。シャキッとしたもやしとネギの歯ざわりが、脂のこってり感を程よく切ってくれます。

こちらが中華そば 脂多めです。

中華そば 脂多め
中華そば 脂多め

続いて中華そばです。こちらは先ほどの脂多めと比べると、スープの表情がすっきりしています。背脂は控えめで、醤油の輪郭と出汁の旨みがより素直に伝わってきます。

ひと口すすると、あっさり寄りの豚骨醤油の味わいです。鶏ガラの旨みがじんわり広がり、後味は軽やかです。麺はやはりもちっとして、スープとの一体感があります。チャーシューのほろほろ感は変わらず、ネギのシャクッとした香りがアクセントになります。

脂多めを食べた後だと、同じ中華そばでも別の一杯のように感じます。こちらが中華そばです。

中華そば
中華そば

食べ比べてみると、脂多めはコクとパンチ、通常の中華そばはバランスの良さが持ち味です。地元で「脂多め」が合言葉のように言われる理由がよく分かりました。どちらも麺をすすり込む手が止まらず、気づけばスープまで飲み進めていました。

メニューについて

基本は中華そばで、ヤサイダブルなどのトッピングもあります。よく注文されていたのがイナリです。大きめのいなり寿司が小皿で提供されていました。

まとめ

●個人的なイチオシ
迷ったら中華そば 脂多めです。ぷかぷか浮かぶ背脂のとろみと醤油のキレ、もちっとした自家製麺の組み合わせは、岩国ソウルフードと呼ばれる理由を納得させてくれます。仕上げに胡椒を振ると、さらに味が締まります。

●こんな方におすすめ
背脂系の中華そばが好きな方、地元で長く愛される味を食べたい方、ひとりでさくっと一杯食べたい方におすすめです。駐車場があり席数も多いので、家族連れや車での来店にも向いています。

お店情報

店名:スエヒロ パルティフジ南岩国店(中華そば スエヒロ 南岩国店)
住所:山口県岩国市南岩国町3-22-63
電話番号:0827-31-0082
アクセス:JR山陽本線 南岩国駅から徒歩約10分
営業時間:月〜水・金〜日 10:30〜15:30(Googleビジネスプロフィールによる)
駐車場:あり

※本記事の情報は取材時点のものです。最新情報は公式サイトまたはお電話でご確認ください。

山口県


PAGE TOP